【FIFAワールドカップ】これが一種の〝麻薬〟なのか。カタールW杯1次リーグE組最終戦(1日=日本時間2日)、1勝1敗で迎えた日本は、優勝候補のスペインに2―1で勝利。2勝1敗の同組首位で2大会連続の決勝トーナメント(T)進出を決めた。

 初戦のドイツ戦に続く強敵撃破に、主将のDF吉田麻也(シャルケ)は感慨深げな様子だった。「言葉にならない。やっぱりこれだから代表は辞められない。最高でした」。試合は前半に先制を許すも、MF堂安律(フライブルク)とMF田中碧(デュッセルドルフ)のゴールで逆転。残りの時間帯は「めちゃめちゃ長く感じました」というが「ブロックを敷ければ、引いた相手をこじ開けるのは難しいとなんとなくイメージできていた。最後まで、かなり長い時間まで徹底してやれた」と全員で守り切った白星だと強調した。

 長きにわたって日本をけん引してきただけに、誰よりも喜びをかみしめた。代表戦の〝麻薬〟効果を改めて実感した一方で、満足はしていない。「自分たちの目標は次に勝つこと。今日もここで帰るわけにはいかないと言っていたし、もっともっとみんなでサッカーを楽しくやりたい。代表として戦える喜びをかみしめて、もっともっと上に行きたい」と力を込めた。

 次戦はクロアチアと対戦。まだまだドーハの物語は終わらない。