【FIFAワールドカップ】〝戦術ミトマ〟は徹底されてなかったのか――。日本は27日、カタールW杯1次リーグ第2戦コスタリカ戦に0―1で敗れ、ドイツからの白星スタートから一転、決勝トーナメント進出のピンチを迎えた。

 引いて守る相手を攻めあぐね得点を決めることができなかったが、後半17分から出場のMF三笘薫(ブライトン)は、左サイドで得意のドリブル突破からチャンスメークするなど、持ち味を発揮。ただ、後半開始からDF長友佑都(FC東京)に代わって左サイドバックに入ったDF伊藤洋輝(シュツットガルト)は、同サイドの前線にいる三笘がフリーの場面でもバックパスなどを選択するなど、消極的な場面も目立った。

 ドイツ戦で猛威を見せた〝戦術ミトマ〟を使いこなせなかった展開に、「ABEMA(アベマ)」で解説を務めた元日本代表MF本田圭佑は「三笘さんにもっと出さないとダメですよ」と指摘。三笘へボールを集めて攻める作戦は、森保ジャパン内での共通認識ではなかったのか――。そんな疑問はネット上でも散見され「伊藤はバックパスしないで、もっと三笘を使うべきだった」との意見もあった。

 さらには「クリアミスの吉田麻也が戦犯と言われるけど、伊藤の方がそうじゃないか」との声も。伊藤にとっては厳しい現実を突きつけられた一戦となってしまった。