世界最大級のマーケティング調査およびデータ分析会社の米ニールセン傘下の「グレースノート」が、カタールW杯1次リーグC組でサウジアラビアが優勝候補アルゼンチンを2―1で撃破した試合を「W杯史上最大の波乱劇」と認定した。

 サウジアラビアは22日に行われたアルゼンチン戦でFWリオネル・メッシのPKで先制を許すも、後半に立て続けに2点を奪って逆転。アディショナルタイムが異例の14分に及ぶ死闘を逃げ切って歴史的勝利を飾った。

 グレースノートは過去のW杯の全試合を対象にして事前の勝率と照合して〝波乱度〟を算定。これまでは1950年ブラジルW杯で米国がイングランドに1―0で勝利した試合が事前予測で米国の勝率が9・5%と最大の波乱とされたが、今回の一戦はサウジアラビアがアルゼンチンに勝つ確率はわずか8・7%だった。それが現実のものとなり、同社は史上最大の波乱との分析結果を示した。ちなみに3位は2010年南アフリカW杯でスイスがスペインを1―0で破った試合となっており、スイスが勝利する確率は10・3%だった。
 92年の歴史を誇るサッカーW杯で、史上最大のインパクトを残す一戦となった。