新日本フィルハーモニー交響楽団2023/2024シーズン定期演奏会年間プログラム発表会が21日、都内で行われた。発表会には、理事長で今季限りでプロ野球「オリックスバファローズ」のオーナー職を勇退する宮内義彦氏(87)と23年4月から第5代音楽監督に就任する指揮者の佐渡裕氏(61)が出席した。

 発表会は対談形式で行われ、佐渡氏が「オリックスバファローズ優勝おめでとうございます」と宮内氏を祝福。「僕はタイガースファンですけど(笑い)。この間、理事長とお話する機会があって『ジャイアンツのパーティーに出たらジャイアンツのマークの入ったネクタイをもらって付けようがない』って話をしてました。宮内理事長からいただいたバファローズのTシャツはどうしたらいいんでしょうか」とジョークを交え明かし、会場の笑いを誘った。

 宮内氏は「野球のシーズンが終わりましてホッとしております。これでゆっくりクラシックが聴けるなぁと。シーズン中は音楽会に行っても休憩の時はすぐに外に出て携帯で『勝ってるか負けてるか』と(調べて)家内から笑われていたんですけど、そういうことをしなくていい。音楽に没頭できるいいシーズンに入りました」と話した。

 司会者から「野球の球団運営とオーケストラの運営で通じるところがありますか」との無茶ぶりに対しても宮内氏は「オーナーを34年間やりまして日本一になったのは今年で2度。ということはとても成績が悪いんですね。ですからあまり大口を叩いて言えないということで口を慎まして下さい(笑い)」と茶目っ気たっぷり話していた。