激闘だった。大相撲九州場所6日目(18日、福岡国際センター)、関脇若隆景(27=荒汐)が幕内逸ノ城(29=湊)を下して4勝目(2敗)を挙げた。

 頭を下げて耐え、強引に攻めてきた相手を下手投げで転がした。鼻から出血しながらも1分を超える熱戦を制し「我慢できた。(最後は)うまく反応できたと思う」と振り返った。土俵下の佐渡ヶ嶽審判長(元関脇琴ノ若)は「右からすくったのが、そのままいい感じに逸ノ城と体が入れ替わった。下から、下から攻めてよく辛抱したと思う」とうなずいた。

 大関とりの足固めとなる今場所は序盤戦で2敗したが、なんとか白星を先行させている。すでに全勝力士が消え、1敗の関脇豊昇龍(立浪)ら4人を追う立場。若隆景は「明日からも集中して相撲を取りたい」ときっぱり。平常心を貫いて星を重ねていくつもりだ。