立憲民主党の泉健太代表(48)は11日、国会内で、葉梨康弘法務相が〝死刑のはんこ〟発言で辞任したことを受けて緊急会見を開いた。
岸田首相は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)をめぐる被害者救済法案を今国会中に提出するためには、外遊前に葉梨氏の更迭が避けられない状況下に追い込まれた格好となった。
泉氏は「葉梨氏の辞任は不可避と言い続けてきた。本当に遅い辞任だった。岸田総理の会見を聞きますと、葉梨大臣から辞任に申し出があったからだと。総理自身がこの(死刑はんこ)発言の重さの理解ができていない方なんだと、明確になりました」と指摘した。
岸田首相は旧統一教会との〝接点〟がわかり、批判を受けて経済再生担当相を辞任した山際大志郎衆院議員に引き続いて、葉梨氏を更迭した。
山際、葉梨両氏の〝辞任劇〟は、今後の岸田政権にどういう影響を与えるのか。
「岸田政権はそもそもですね、改造内閣で統一教会を一掃するということでスタートしたのにも関わらず、山際前大臣の問題が出た。その姿勢は『発覚しなければ問題を隠す』と。寺田大臣もまた政治資金収支報告の中で、どんどん問題が明からかになってきている。今回(葉梨氏)も、最初から問題になるとわかっていても、非常に甘くとらえるところから始まっている。岸田総理の認識の甘さが大きな問題だと思います」と泉氏は厳しく批判した。
さらに泉氏は岸田首相の総理大臣としての〝資質〟についてこう持論を述べた。
「岸田総理に決断力がないことが第一ですね。それに加えて情報収集の力だとか、事態の重さをおし測る認識力。もともと欠けているのか、総理になって認識力が働かなくてなっているのかわかりませんが、今の状況は岸田政権そのものも相当、不安定な揺らぎのある状態になっています」(泉氏)
旧統一教会問題をめぐる被害者救済法案は国会で自民党、公明党、立憲、日本維新の会で協議が続けられている。与野党協議の環境は2人の大臣が電撃辞任したことで悪影響が出るのか。
泉氏は「葉梨大臣が辞めようが、岸田総理が外遊に行こうが、与野党協議は然るべき時期までに国会へ法案を出して成立をさせる。与党に協議を求めていきたいと思います」と語った。












