世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との〝接点〟が次々と発覚し、経済再生担当相を辞任した山際大志郎氏(54)が2日、自民党の新型コロナウイルス対策本部の本部長に就任した。
山際氏はこの日、党本部で開かれた「新型コロナウイルス感染症対策本部・新型コロナウイルスに関するワクチン対策PT合同会議」に出席し「コロナと戦ううえで最大の武器と言ってもよいワクチンについて議論したいです。〝ウィズコロナ〟を維持するため、政府とともに取り組んでいきたい」とあいさつした。
山際氏は先月24日の衆参集中審議で、野党側から旧統一教会との関係を聞かれた際、「記憶にありません」などの答弁を連発して批判を浴びた。
その後、岸田文雄首相に辞表を提出。党内ではしばらく重要ポストには就かないものと見られていた。
自民党関係者は山際氏が同本部長に起用された背景について「岸田内閣で新型コロナ対策の司令塔でした。この経験を買われたのでしょう」と語った。
一方、SNS上では山際氏に対し「3歩あるけば記憶がなくなる山際氏が、『新型コロナウイルス対策本部長』に就任、ギャグだよ」「自民党の人材不足が深刻。期待できない」と批判の書き込みが寄せられている。
自民党議員は世論の反発を買った状況に対し「人材不足を露呈した格好となり残念です。誰が決めたのか」と肩を落とし、さらに岸田政権の人事事情をこう打ち明けた。
「岸田総理は山際氏を更迭した時点で、後任大臣を決めていなかったんです。同執行部幹部にスマホで電話して『後任は誰がいいか』と人選を聞いて決まったのが、後藤茂之前厚生労働相だったんですよ」
すでに党内からは「山際氏で務まるのか心配」と不安の声が上がっていた。









