ボートレースとこなめのSG「第69回ボートレースダービー」が25日に開幕。前検日の24日にはエンジン抽選やスタート特訓が行われた。

 前節Vの19号機を得た菊地孝平(44=静岡)の動きは良く、スタート特訓から引き揚げてくるなり、自然と笑みもこぼれた。「全体的に力強かったし、足自体は良かった。いつもならすぐにペラを叩くけど、これならちょっと考えますね」と動きは軽快だった。

 結局、熟考した後にペラを叩くことを決断。これも菊地なりに〝勝算〟があってこそ。「最近は固執している形があって、自分のやりたいようにした方が悔いなくできると思いますからね」。最高峰の舞台で自身の調整方法を貫き通して勝ち切りたいという強い思いもある。

 当地は2004年7月にGⅠ初Vを飾った舞台でもあり、通算5V。前回当地戦の4月もVと好相性水面だ。「走る機会はそんなに多くないけど成績は残せているし、いいイメージがありますね」と好印象だ。

 その一方で、ダービーはこれまで16大会に出場して2014年に優出が1回あるだけ。SGでは通算31優出して5Vの実績を誇るだけにSGの中でも最も「実績不足」の大会と言える。それでも「ダービーは苦手なんだけど、そこは何とかします。この時期はあまり良くないことが多いんですよね。でもダービーの優勝戦に乗った1回もここですからね。そういう意味では大丈夫でしょう」と不安材料を一蹴する。この余裕タップリな様子は頼もしいばかりだ。