【病院通いになる前に健康寿命をのばす!プレメディカルケア】スポーツトレーナー・永井正彦氏による健康アドバイス。実際の事例をもとに解説します。

【お悩み】朝起きたら急に両肩がパンパンに張ってまして…。原因もよくわからないのですが(70代女性)

【アドバイス】複数の枕を使うことで解消できます。

【解説】朝起きたら突然両肩が痛くなってしまって、買い物カゴすら持てなくなってしまったと困惑していた女性。この女性のようなケースのほとんどは、枕が合っていないことが要因です。

 就寝中も体には重力がかかるので、自分に合っていない枕を使い続けると、首や肩に負荷がかかった状態が続き、筋疲労が起きてしまうのです。

 解消するためには、2日連続で同じ枕を使用しないことです。首の状態はその日によって異なるので、できれば枕は使ったり使わなかったり、もしくは自分が寝てみて「いいな」と思う枕を複数用意して、その日にフィットしたものを使ってみることがベストです。

 毎回違う高さに変えることで、同じ筋肉を使い続けることなく、首や肩に対する負荷を分散させることができます。特に就寝時に肩を痛めた場合は、腕と肩の付け根をマッサージすると楽になります。

 出張の多い方であれば、宿泊先に枕が2つあれば、交互に使用したり、もしくは枕がわりにバスタオルを丸めて使用してみるなど、同じ枕で就寝しないよう心がけてください。

 寝相の悪い方だと、布団から体がはみ出て肩が冷えてしまうこともあるので、布団のほかにスポーツタオルなどを肩にかけて寝ると、肩を冷やさずに就寝できるでしょう。

 ☆永井正彦(ながい・まさひこ)1980年6月28日、東京都生まれ。スポーツトレーナー。2005年に都内でスポーツ整体「プレメディカルケア」を開業。パラ水泳の宮崎哲選手や津川拓也選手のパーソナルトレーナーも務めている。