〝脱・金太郎アメ〟だ。青学大の原晋監督(55)が11日に都内で行われた「パイロンPLシリーズ 新CM発表会」に女優・山本美月(31)とともに出席。10日の出雲駅伝では4位に終わったが「頑張りますので応援してください」と、全日本大学駅伝(11月)、箱根駅伝(来年1月)での巻き返しを誓った。

 出雲駅伝では主力の岸本大紀(4年)、佐藤一世(3年)が欠場するなど、万全なチーム状態ではなかった。取材に応じた原監督は「ベストメンバーであの結果だったら危機を感じるが、主力の佐藤と岸本が不在の中で3区まで戦えたのは収穫」と一定の手応えを口にした。

 その一方で、選手たちに奮起を促すことも忘れていない。レース後には「〝やんちゃな選手〟を育てないといけない」と語っていた原監督。その言葉の真意を問うと、こう訴えた。

「今の日本社会は失敗を許されない空気感が全体的に流れている。果敢に攻めたチャレンジによる失敗は、許される失敗だと思う。その中から新しい発見が出てくる。失敗を恐れることなくチャレンジをすることは、今までにない常識を覆すという意味合いなので、そういったところからパワーが生まれてくる」

 無難な選択をしている限り、想定内の結果しか生まれない。その信念から、原監督は「金太郎アメみたいな集団では面白くない」と力説。出雲駅伝では駒大に主役の座を譲ったが、このまま独走を許すつもりはない。