フィギュアスケート女子で2018年グランプリ(GO)ファイナル覇者の紀平梨花(20=トヨタ自動車)が、家族やファンに感謝の思いを伝えた。

 9日に都内で行われたGPシリーズに向けた会見では、学生記者から「私は将来スポーツドクターになってさまざまな選手を支えたいです。紀平選手はケガをされて大変だったと思うのですが、そのときに支えになったものはなんですか?」と質問を受けた。昨季の紀平は、右足首などの故障ですべての大会を欠場。夢だった北京五輪出場はならなかった。現在は体の相談しながら試合に出場するなど、完全復活への歩みを進めているところだ。

 紀平は「家族やファンのみなさんに支えられました」と切り出した上で「私の中ではケガをしてガックリきたシーズンだったけど、家族はそれを全く気にすることないような明るさで楽しく過ごそうとしてくれていたので、そういう意識になっていった。ケガをしていてもできることを頑張ればいいやと前向きにさせれてくれた」と振り返った。

 ケガと戦う中で、感謝の気持ち、スケートができる喜びを再認識した紀平。2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪に向けて「気負いすぎず、毎シーズンをしっかりと計画通りに進めていけたら。出られるように頑張りたい」と決意を述べた。