フィギュアスケート男子で五輪2大会メダリストの宇野昌磨(24=トヨタ自動車)が、強い覚悟で新シーズンに臨んでいる。
宇野は8日、日本、北米、欧州の3地域対抗戦、ジャパンオープン(さいたまスーパーアリーナ)に出場。フリーの新プログラム「G線上のアリア」でトップの193・80点をマークし、日本の2018年大会以来となる優勝に貢献した。今季初戦の演技を終えた宇野は「1シーズンを通して、このプログラムを本当にすばらしいものにできるように頑張りたい」と先を見据えた。
昨季は2月の北京五輪で銅メダル、3月の世界選手権では金メダルに輝くなど、世界の舞台で結果を残した。その一方で、年齢はすでに24歳。フィギュア界では中堅からベテランの域に差しかかっている。宇野自身も、競技人生の終盤を迎えていることを自覚。あるフィギュア関係者は「宇野君は親交の深い選手に『年齢も年齢だから、一年一年が勝負になる』って言っているみたい」と証言した。
今大会は国際スケート連盟(ISU)公認大会で史上初めてクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)を成功させたイリア・マリニン(17=米国)も出場し、2位の193・42点をマーク。宇野は「(マリニンは)1、2年のうちに圧倒的な存在になる。それについていけるように自分と向き合っていきたい」。若手の台頭に刺激を受けながら、自らの演技を極めていく構えだ。












