焦らず完全復活を目指す。日本スケート連盟は5日、フィギュアスケート女子で北京五輪団体銅メダルの樋口新葉(22=明大)が2022―23年シーズンの競技会を欠場すると発表した。

 樋口は今年2月の北京五輪後に右すねの疲労骨折が判明。6月後半から氷上での練習を再開し、7月の全日本合宿で「全日本選手権(12月21~25日、大阪・東和薬品ラクタブドーム)で優勝したい」と意気込んでいた。

 先月のロンバルディア杯(イタリア)は9位に終わり、出場予定だったグランプリ(GP)シリーズ2大会を見据えていたが、骨折の「回復の遅れ」により欠場を決断。それでも樋口は「もう一段階ステップアップした魅力あふれるスケートをお見せできれば」と前を向いた。

 樋口が同連盟を通じて発表したコメントは以下の通り

 この度、4月下旬に負った右腓骨疲労骨折からの回復の遅れにより、ベストなコンディションが作れず、グランプリシリーズ2大会、全日本選手権を含めた今シーズンの競技活動は全て見送らせて頂くことになりました。

 今年の2月には、これまでのスケート人生で目標としていましたオリンピック出場を果たし、自分の中で一つ大きな山を越えました。今シーズンは少しづつ自分のペースでスケートと向き合いながら、また良いコンディションに戻せるよう一日一日を大事に過ごして、より多くの経験を積んでいきたいと思います。

 そして、しっかり充電して、もう一段階ステップアップした魅力溢れるスケートをお見せできればと思っておりますので、引き続き応援の程宜しくお願い申し上げます。