10月5日、都内の日本競輪選手会本部で9月29日に引退を発表した村上義弘(48=京都)の引退記者会見が行われた。

「誰よりも幸せな競輪人生を送れたと思う」

 ファンや仲間、関係者に感謝の言葉を述べ、家族のことに話題が及ぶと声を詰まらせた。

 ラストランとなった9月12日の帰りの車中で引退を決意し、家に着いた時、妻に「これで最後にする」と伝えたという。

「最初は驚いていたけど…。何も言わず、妻も娘たちも『お疲れさまでした』と言ってくれたことが、何よりでした」

 涙をにじませ、言葉を振り絞った。今後については「突然の決断でしたし、全く白紙です。ゆっくり家族孝行できれば」と話した。