国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が提案した〝戦争不支持選手復帰案〟を、ロシアの霊長類最強の男らが批判した。

 バッハ会長はイタリア「コリエレ・デラ・セラ」に対し、ウクライナ侵攻の影響で国際大会から除外措置となっているロシアについて、戦争を支持しない選手の復帰を検討する考えを示した。

 これに対し、フィギュアスケート界の皇帝エフゲニー・プルシェンコ氏が「このような決定に従って、領土や国家を守ることから距離を置くことができるだろうか。私を含め、選手たちは絶対にそんなことはしない」と語るなど、ロシアから反発の声が上がった。

 格闘技界からも不満の声だ。ロシアレスリング連盟のマミアシビリ会長は「タス通信」に「オリンピズムの理念が裏切りの上に成り立っていることに強く疑問を感じる。IOCはユダを探そうとしている。裏切り者であることを示すために血に誓わないといけないのか」と怒り心頭。またグレコローマン最重量級で五輪3連覇の霊長類最強の男アレクサンダー・カレリン氏も「マッチTV」に対し「彼は、ユダの方法を私たちアスリートに提案してはならない」と共にキリストを裏切ったユダに例え、バッハ氏を非難した。

 ロシアスポーツ界で混乱が続いているようだ。