黄金世代の〝起爆剤〟だ。国内メジャー第3戦「日本女子オープン」最終日(2日、千葉・紫CCすみれC=パー72)、68で回った勝みなみ(24=明治安田生命)が、通算3アンダーで史上3人目となる大会連覇を達成した。

 首位と3打差でスタートしたこの日は、前半に5バーディーと爆発。13、14番で連続ボギーも終盤の17番パー4でバーディーを奪って逆転Vを決めた。樋口久子、畑岡奈紗に続く偉業に「めちゃくちゃうれしい。信じられない。連覇した感じがないのは、違うコースだからですかね。新鮮な気持ちで優勝を喜んでいる」と率直な気持ちを言葉にした。

 勝の連覇は、同じ黄金世代の渋野日向子(23=サントリー)にも好影響をもたらしそうだ。渋野は8月の「AIG全英女子オープン」で3位と健闘した後、米ツアー5戦で4度の予選落ちと低迷。あるベテランツアー関係者は「勝さんが勝ったことで、渋野さんを含めて同世代が改めて『負けていられない』という思いを強くするでしょう」と指摘した。

 勝は、12月に行われる来季の米女子ツアー出場権をかけた「最終予選会」に出場予定。渋野も「いつか米国で一緒に戦うのを楽しみにしている」と語るなどライバルの挑戦を心待ちにしている。また、ともに特定のコーチをつけていない共通点もあり、前出の関係者は「勝さんのスタンスが(渋野の)励みになるのでは」と推測した。

 年内では、勝と渋野は米ツアーとの共催「TOTOジャパンクラシック」(11月3日開幕)で顔を合わせる見通し。互いに刺激し合うことで〝相乗効果〟が期待できそうだ。