ある権利団体が11月開幕のカタールW杯からイラン代表を追放するように国際サッカー連盟(FIFA)に求めたと、英メディア「BBC」が報じた。
イランでは女性の髪を覆うヒジャブ(スカーフ)の着用をめぐって22歳の女性が警察当局に拘束された上で不審死する事件が起きたことで抗議行動が活発化し、サッカーのイラン代表選手も政府や当局を批判し、抗議活動を展開した。ただ当局の弾圧により情勢は近らしており、少なくても市民52人が死亡し、数百人が負傷したと伝えられている。
そんな中「BBC」は権利団体がFIFAのジャンニ・インファンティノ会長に書簡を送り「イランの女性たちが2022年のW杯が12月18日に閉幕した後もアザディスタジアムが開放され続けると信用できない」と主張したと指摘した上で「カタールW杯から直ちにイランを追放するべき」と報じた。
これまで女性のスポーツ参加や観戦が禁止されていたイランで、女性の観戦を容認したのは批判をかわすための対外的なポーズであり、あくまで期間限定であるという見方のようだ。同メディアは「試合を観戦するにはリスクがある。国家のスパイが監視している可能性があることを恐れている」という。
同メディアは「イランサッカー協会もFIFAもコメントの要請に応じていない」と伝えているが、イラン国内情勢を含めて大きな波紋が広がっているのは間違いない。












