RIZINバンタム級王者の堀口恭司(31)が、注目される階級変更の可能性とベルトの行方について言及した。

 格闘技イベント「RIZIN.38」(25日、さいたまスーパーアリーナ)で金太郎と対戦。その先にはベルトをかけたタイトル戦も期待されているが「盛り上がる試合ならやりたいけど、あんまり盛り上がらないなら別に…って感じですね」と明かす。〝状況次第で返上もあるのか?〟との問いには「そうですね」とうなずいた。

 タイトル戦が実現した場合、挑戦者の最有力候補は昨年のバンタム級トーナメント覇者で、今大会で韓国のキム・スーチョルと対戦する扇久保博正になるだろう。だが、過去2戦2勝している相手だけに「3回目ですもんね。何回やるんだろうなっていうのは…」と思わず苦笑い。それでも「でも周りの声次第です。盛り上がって『やる』ってなればそれはそれで」と続けた。それぞれ今大会での結果次第というところだろう。

 一方でもう一つの注目は階級問題だ。23日に「1個下の階級に下げようかなとも思います」と、かつて主戦場にしていたフライ級への〝復帰〟を示唆した。そもそも17年4月のRIZIN参戦の際、フライ級で敵がいないためにバンタム級に階級を上げた事情があり「フレーム(骨格)的には(フライ級の方が)合っていると思います」と断言。そして「(年齢が)30、31ってなると、なかなかそこ(フレーム)からデカくなるって無理なんですよ」とした。

 階級を上げてから、継続的に重い体重をキープするため「めっちゃ食べてました。結構苦痛に感じるくらいまで…。どんどん毎回頑張って食べて〝食っちゃ寝、食っちゃ寝〟して。睡眠直前の食事とかもやってみたけど全く意味がないです」と告白する。といってもただ太りにくい体質というわけではない。「動く量が多すぎて、飯をガンガン食うんすけど、全然ダメですね」。世界トップレベルの強さを維持するだけの並外れた練習がそうさせるのだ。

 さらにUFCでフライ級が復活するなど、盛り上がりの兆しを見せている影響もある。堀口は「盛り上がってきていますよね。だんだん。そういう流れにも乗って自分ももうちょっと盛り上げていきたいな、というのが。『やっぱり面白いんじゃないかな、軽量級も』って思います」と話した。王者の今後から、目が離せなくなりそうだ。