元大関が優勝戦線の〝主役〟に名乗りを上げた。大相撲秋場所10日目(20日、東京・両国国技館)、幕内高安(32=田子ノ浦)が幕内北勝富士(30=八角)を下して8勝目(2敗)。相手に押し込まれる場面もあったが、土俵際でこらえて逆襲。最後は押し倒して土俵にはわせた。全勝の北勝富士に土をつけて、優勝争いのトップと1差に接近した。

 取組後の高安は「我慢して取れました。落ち着いて辛抱強く取ろうと思った。(下半身は)しっかり踏ん張れていると思う」と納得の表情。悲願の初賜杯も視界に入れる中「千秋楽まで気を引き締めて盛り上げられるように頑張ります。なるようになるので、精いっぱいやりたい。ベストを尽くします」と闘志を燃やしていた。