またも総崩れだ…。大相撲秋場所9日目(19日、東京・両国国技館)、横綱照ノ富士(30=伊勢ヶ浜)が幕内高安(32=田子ノ浦)に押し出されて4敗目(5勝)。珍しく蹴返しを仕掛ける場面があったが、最後は金星を許した。

 この日は大関正代(時津風)が幕内宇良(木瀬)に引き落とされて8連敗で負け越しが決まり、大関貴景勝(常盤山)は小結霧馬山(陸奥)に寄り倒されて3敗目、カド番の大関御嶽海(出羽海)は関脇大栄翔(追手風)に突き出されて6敗目。6日目に続いて1横綱3大関に土がつく異常事態となった。

 土俵下の粂川審判長(元小結琴稲妻)は「みんなどこか悪いので威厳を見せてほしい」としつつ、特に大関陣には「看板力士がこれではちょっと…。応援してもらう人がいるのに気迫もないし」と奮起を促した。