〝出口〟が見えない――。大相撲秋場所7日目(17日、東京・両国国技館)、大関正代(30=時津風)は幕内錦木(32=伊勢ノ海)に寄り切られて6連敗(1勝)。一度は相手の圧力を止めて盛り返したが、巻き替えたところを狙われて土俵を割った。
取組後は「不用意に巻き替えてしまいました。思い描いている相撲が取れていない」と肩を落とした。白星発進で手応えを口にしていた大関だが、一転して不本意な内容が続き、中盤戦に入っても〝負の連鎖〟を止められずにいる。
「体的には動いてくれているが、土俵際の判断、押すタイミングが合っていない。後手に回って相手に合わせてしまっている」。連敗の要因は理解しているものの、なかなか課題を解消できていないようだ。
一方、あと2敗で負け越しが決まり、11月の九州場所は5度目のカド番となってしまう。〝屈辱〟を回避するためにも巻き返しを図りたいところだが…。正代は「とりあえず元気のいい相撲を」と言葉を振り絞るのが精いっぱいだった。












