〝負のスパイラル〟だ。大相撲秋場所6日目(16日、東京・両国国技館)、大関正代(30=時津風)が幕内明生(27=立浪)に屈して、2日目からドロ沼の5連敗となった。明生を土俵際まで押し込む場面もあったが、中に入られると形勢逆転。そのまま一気に押し出された。

 取組後は「(土俵際で)最後のもう一押しがあれば、寄り切れていたのかなと。そこは、まだまだ課題です」とサバサバした表情。一方で、この日の相撲内容に関しては「この連敗(5連敗)の中では一番体が動いたし、攻めることができた。いいきっかけになってくれれば」とポジティブにとらえた。

 カド番で臨んだ7月の名古屋場所は1勝4敗から驚異的な巻き返しを見せ、最終的には10勝(5敗)に到達。先場所の〝再現〟を狙いたいところだが…。場所後の10月には都内で大関昇進披露パーティーを控えるだけに、ここから大関としての意地を見せられるか。