業師が珍手でファンを驚かせた。大相撲秋場所4日目(14日、東京・両国国技館)で幕内宇良(30=木瀬)が幕内宝富士(35=伊勢ヶ浜)を下して3勝目(1敗)。宝富士の左腕を抱えながらわきの下に頭をくぐらせると、後ろに反り返って相手を土俵にはわせた。決まり手「伝え反り」は、幕内では2002年秋場所の朝青龍以来20年ぶり。館内は大きなどよめきに包まれた。
過去には居反りや送りつり出しなど珍手を決めてきた宇良は「何回か、何年ぶりみたいなのがあったので、特にうれしいとかはないですね」とサバサバしていたが、伝え反りが朝青龍以来と知ると表情が一変。「それは、うれしいですね! ハハハ。朝青龍関の…。(横綱とは)次元が違うんでなんとも。小さいころか見て元気をもらっていたので、うれしい」と目を輝かせた。
観客を沸かせたことには「たまたまです」と言いつつも「明日も元気な相撲が取れるように頑張りたい」と5日目以降に向けて意気込んだ。












