参院選で多くの有名人が出馬する東京選挙区(改選数6)と並んで注目されるのが神奈川選挙区(改選数4、欠員補充1)だ。

 関係者によると「現在の神奈川選挙区は自民の三原じゅん子氏がトップを走っていて、2位を自民の浅尾慶一郎氏と日本維新の会の松沢成文氏が争っている状況」という。

 維新から出馬した元神奈川県知事の松沢氏は3日、JR町田駅で演説を行った。松沢氏は今回、「神奈川県に英語第2公用語特区を創設」という公約を掲げている。「外国人の方がたくさん住んでいる横浜以外にも神奈川には座間、厚木、横須賀と米軍基地がたくさんあって英語の土壌がある。もちろん強制して『日本語やめて英語を話せ』というわけじゃなく、できるだけ英語を話せる人を増やしていきたい」

 松沢氏の政策で有名なのは“江戸城再建”だろう。だが今回の参院選の公約には入っていない。「英語第2公用語特区を創設」と江戸城再建。一見すると真逆の政策に見えるが、松沢氏は「根底は同じ」と力説する。
 その根底にあるのは日本史だ。言うまでもなく江戸城は日本の歴史において重要なものだが、英語第2公用語特区も「日本の歴史から生まれた政策」というのだ。

「幕末に開港した横浜には、世界中の商人が入ってきた。日本における英語のビジネス発祥の地。英語を勉強しないとアメリカとかイギリスと交渉できなかった。高橋是清や福沢諭吉は横浜で英語教育を受け、そこから世界に羽ばたいていった。横浜こそ英語の公用語特区にするのにふさわしい。香港は中国語と英語だけど、神奈川は日本語と英語の特区にしたい」

 ちなみに神奈川県知事時代には「高校日本史必修化という教育改革も僕がやったんです」と言う松沢氏。激戦の神奈川選挙区を勝ち抜けるか?