大相撲の宮城野部屋に入門した川副圭太(23=日大)が22日、東京・墨田区の部屋で師匠の宮城野親方(元横綱白鵬)とともに会見を行った。熊本・宇土市出身で文徳高時代に国体少年個人で優勝。日大では昨年に学生横綱となり、秋場所(9月11日初日、東京・両国国技館)で幕下15枚目格付け出しでデビューする。165センチ、110キロの小兵ながら、差し身のうまさが持ち味だ。

 川副は「白鵬杯(少年相撲大会)で優勝したこともあって。横綱の下でやっていきたいという気持ちもあり、小兵で活躍されている石浦関や炎鵬関の姿を見て、ここなら強くなれると思ったので選びました」と入門の経緯を説明。「9月場所で全勝優勝する気持ちで。そして関取に上がっても2場所で十両を突破するような気持ちでやります」と意気込んだ。

 宮城野親方にとっては、名古屋場所後に師匠となってから初めて迎える弟子でもある。「真面目さがあって、相撲に対する考え方が素晴らしい。関取、幕内、さらに上も狙える。〝小さい白鵬〟を見ているような感じ。相撲はうまいし、バネもある。大事に育てて、相撲ファンにも新しいスターを見せたい。学生(出身)で横綱は輪島さんしかいない。『次は俺だぞ』という気持ちで頑張ってもらえたら。早ければ1年で三役にいける」と大きな期待を寄せていた。