この勢いを止めるつもりはない。大相撲名古屋場所10日目(19日、愛知県体育館)、大関正代(30=時津風)が幕内宇良(30=木瀬)を寄り倒して6勝目(4敗)。立ち合いで低く当たった相手を起こし、そのまま攻め込んで土俵下に落とした。

「仕切り線から離れていたので何かされるんじゃないかと。(立ち合いで)迷いそうになったけど、一歩踏み込んでがっちりかまそうと考えました」。〝業師〟が相手だっただけにいろんなことが頭に浮かんだようだが、大関の体が反応した。

 苦戦が続いた序盤戦から一転して5連勝。「調子が上がってきているので、ますます初日からの連敗がもったいないと考えてしまう」と率直な心境を明かした。

 カド番脱出が見えてきた正代は「この調子で一番一番大事とっていけたら」ときっぱり。勝ち越しだけでなく、大関としての意地を見せるつもりだ。