大横綱の助言で復調の気配だ。大相撲名古屋場所9日目(18日、愛知県体育館)、大関カド番の正代(30=時津風)が小結阿炎(28=錣山)を退け、ついに5勝4敗と白星を先行させた。
正代は阿炎に土俵際まで押し込まれるも、最後は体を開きながら逆転の突き落としを決めた。取組後は「押し込まれているなりに、何とか対応できている。序盤の4敗がもったいない。連敗が続いていた時に比べたら、少しずつ余裕というか、自分のペースがつかめている」と復調の手応えを口にした。
序盤戦を終えて1勝4敗。大関陥落がちらつき始めたタイミングで、元横綱白鵬の間垣親方から声をかけられた。正代が支度部屋を出て土俵に向かう途中、間垣親方は「体が乾いている。ちゃんと汗をかいて体を温めてからいけ。そうすれば腰が割れるようになる」とアドバイス。その翌日に正代が「土俵に向かう前にスクワットとかを軽くやって汗をかいてから行った」と実行に移すと、さっそく効果が結果となって表れた。
正代は大関残留へ向けて「押し込まれる相撲があるので、なくしていけたら。そうすれば結果もついてくる」。言葉にも力強さが戻ってきた。












