「モンゴルの怪物」が復活の気配を見せている。大相撲名古屋場所4日目(13日、愛知県体育館)、幕内逸ノ城(29=湊)が大関貴景勝(25=常盤山)を寄り切って勝ちっ放しの4連勝。取組後は「体が動いている。前に出れている感じがある。先場所は休場だったので、次の場所にしっかりやれるように準備していました。今場所の体調? 大丈夫です」と手応えを口にした。

 5月の夏場所は新型コロナウイルスに感染した影響で全休を余儀なくされた。相撲勘に不安を残す中、始まってみれば4日連続で格上の役力士を撃破。日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は「どっしりしている。今場所は活躍できるんじゃないか。内容がいい。(1場所休場して)相撲を取りたい気持ちが強くなったのでは」と分析した。

 5日目(14日)の対戦相手は横綱照ノ富士(30=伊勢ヶ浜)。体重211キロを誇る巨漢力士は「しっかり前に出れるように取っていきたい」と金星獲得へ意気込んだ。