修行の成果を見せる。シンガポールの格闘技イベント「ONE FIGHT NIGHT 1」(27日、シンガポール・インドアスタジアム)でリン・ホーチン(中国)と対戦する平田樹(22)がオンラインで意気込みを語った。

 3月に行われた「ONEチャンピオンシップ」の10周年興行でジヒン・ラズワンに敗れ、プロ初の黒星を喫した平田。今回はその再起戦となるが「いい形でフィニッシュしたい。判定じゃなくて。僅差じゃなくて、圧倒的に勝てればいいと思う」と必勝を期す。相手はキックボクシングルールの試合にも出場経験がある打撃の選手だが、組み付いてテークダウンし一本を狙う得意の形に持ち込むつもりだ。

 現在は米ニューヨークを拠点に一人練習漬けの日々を送る。セラBJJやアルティメット・ジムを中心に練習しつつ、週1~2日はケージのあるニュージャージーのジムまで足を運び5~6分のスパーリングを7本程度行っているという。ラウンドごとに相手選手が入れ替わる過酷な練習だが「ボクシングの選手とかレスリングの選手とか…。いろんなタイプの選手との練習になるし、相手は常にフレッシュなのでメンタルの練習にもなっていると思います」と充実した表情で話した。

 ちなみに自炊生活だが、日本でも度々報じられる物価上昇を肌で感じていると言い「日系スーパーも本当に高くて…。納豆が3パックで400円位するんです。日本だと100円くらいのが」と苦笑いする。言葉にも苦労する武者修行は試合直前まで敢行する予定で、試合1週間前頃に直接シンガポールに入る予定。一皮むけた強さを見せるべく、ギリギリまで研さんを積むつもりだ。