参院選(10日投開票)の比例代表にれいわ新選組から立候補した芸人コンビ「浅草キッド」の水道橋博士氏(59)が当選し、たけし軍団からは東国原英夫に続き、2人目の国会議員が誕生。れいわの山本太郎代表以上のKYぶりと知性を持ち合わせる博士氏の国会殴り込みで、永田町は騒がしくなってくる。
山本氏からラブコールを送られたのは公示の1か月前。日本維新の会の松井一郎代表から恫喝的なスラップ訴訟で怒り心頭だった博士氏はわずか3日で出馬を表明し、短期決戦で見事にれいわ内で最多得票を獲得し、当選した。
その異彩ぶりは選挙戦でも存分に発揮した。1997年から始め、芸能人最長と自負するブログは、全国を飛び回るハード日程でも欠かさず、「議員になっても国会で起きていることをすべて可視化する」と公約に掲げた。
博士氏の芸名の由来は、鉄腕アトムのお茶の水博士に由来し、お茶の水駅手前の水道橋駅に引っ掛けて、ビートたけしが命名したものだが、博士氏の生真面目さと博学さも見抜いてのものだ。選挙中、応援に駆け付けた兄弟子のダンカンも「すごい真面目で、昔から真剣に物事を考え過ぎて、自分が不幸になっている典型」と評しながらもその才能を認めていた。
博士氏の強みは選挙に携わっても芸人であることに誇りを持っていることだ。97年に免許証偽造で本紙1面を飾って以来となる「東スポ1面を奪い返す」と貪欲で、出馬表明後には後輩芸人の三又又三のライブイベントに参加し、海パン一丁でのダンスを披露し、芸人魂を見せつけた。
既に作家、ジャーナリストとして、多くの政治家を斬ってきたが、国会に舞台を移し、論戦で激突することになる。「同じタレント議員ですね」と山本氏とほくそ笑んだ博士氏。政権与党は厄介な論客と対峙することになる。












