J1浦和は10日、他クラブサポーターに対する暴力的な投稿があったことについて、すでに警察当局に報告し、連携していることを公式ホームページで発表した。
かねて自クラブサポーターの言動が問題視されている浦和は「SNS上にて、他のJ1クラブのサポーターの方に対する暴力的な表現を用いた発信を確認しました」と公表。発信元となったアカウントは削除されているものの、所有者が浦和のファン・サポーターであることから「改めて私たち浦和レッズの考えをお伝えさせていただきます」と、見解を発表した、
「スポーツは闘いですが、そこにはルールがあります」とした上で「SNS上で暴力的な表現を用いた投稿を行うという行為は『ルールある熱いサポート』には該当せず、私たち浦和レッズの理念にも反する行為であると認識しており、明確に非難いたします」と強調し「浦和は今回の事案について既に警察との連携等の対応を適切に行っております」とも報告した。
この件について浦和の公式ツイッターには「迅速、適切な対応、感謝します」「一部の問題行動で本物のサポも迷惑してる」「ルールを守らないサポーターをなぜ処分しないの?」「暴力反対」「殺害予告は流石にダメ」「書いた犯人は永久追放出禁処分」「犯人を絶対に許すな」などの声が書き込まれていた。
浦和は10日にルヴァンカップ準々決勝第2戦の名古屋戦に臨む。この試合はリーグによる「声出し応援」の段階的導入の運営検証対象試合として開催されることに浦和は「『ルールある熱いサポート』で共に闘ってくださいますようお願いいたします」と呼びかけていた。