【取材の裏側 現場ノート】今夏にベルギー1部ベールスホットからJ1G大阪に移籍したFW鈴木武蔵(28)が注目を集めている。
G大阪に移籍後2戦目となった25日のフランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)では先発出場。前半45分間のプレーで得点こそ奪えなかったが、世界的スターのスペイン代表DFセルヒオラモスと互角の競り合いを見せるなどその実力をアピールした。
約2年ぶりに日本復帰した鈴木は大型ストライカーとして森保ジャパン入りも期待されているが、なんといっても最大の武器は驚異的な身体能力だ。
以前、鈴木にこんな逸話を聞いたことがある。「遊びで結構、野球もやっていてすごく好きだった。飛ばすほうより、当てるのはかなりできたかな」と野球でも打者として才能を発揮していたという。ホームランバッターではなく打率を残す巧打者タイプというから、米大リーグなどで活躍したイチローのような打者になっていたかもしれない。「野球部に誘われてたら、そっちをやっていましたね」
球技だけではない。「スポーツは何でも平均よりちょっと上くらい。たとえば駅伝は中学、高校とやっていた。陸上部の部員が少なくて駆り出されたりもした。(出身の群馬県)太田市の公式大会では2位になって県大会に進みましたね」。当時からスピードとスタミナは抜群だったようだが、こちらは現在もサッカーで生かされている部分だろう。
選手としてはこれから円熟期を迎える鈴木。代表でエースを張るようなさらなる活躍を期待したいところだ。
(サッカー担当・渡辺卓幸)












