〝仕切り直し〟で結果を残せるか。日本相撲協会は27日、大相撲秋場所(9月11日初日、東京・両国国技館)の番付編成会議を開いた。先の名古屋場所はコロナ関連による休場力士が続出し、全体の約3割にあたる174人が土俵から姿を消した。
伊勢ヶ浜審判部長(61=元横綱旭富士)はコロナ関連で途中休場した力士について、休場前に勝ち越しや負け越しが決まっていた場合を除き〝救済措置〟を適用することを示唆。大関カド番だった御嶽海(29=出羽海)は来場所も、大関(カド番)に据え置かれる見通しとなった。
先場所の御嶽海は6日目までに2勝4敗と黒星が先行。陥落が現実味を帯びる中、所属部屋に陽性者が出た影響で7日目から途中休場となった。5月に右肩を痛めた影響で十分な稽古が積めないまま場所を迎えていただけに、今回の救済措置で救われた側面があることは確か。ただ、秋場所で大関に残留したとしても、崖っぷちの立場であることに変わりはない。
復活のカギを握るのが来月5日から開催される夏巡業だ。御嶽海の参加は未定だが、約2年8か月ぶりに再開される巡業の稽古は他の部屋の力士と胸を合わせる貴重な機会。利用しない手はない。御嶽海のトレーナーを務める中村吉朝氏は「(名古屋場所で)下半身のコンディションはよかった。振り返れば、実戦感覚をつかみきれなかったところはありますが、あとはしっかり稽古できれば大丈夫でしょう」と現状と今後の見通しを語った。
御嶽海は次こそ、大関の実力を証明することができるか。












