ピンゴルフジャパンの新製品発表会が21日、都内で行われ、東京五輪出場を目指す世界ランク11位の渋野日向子(21=RSK山陽放送)、同15位の鈴木愛(25=セールスフォース)が出席した。

 各種イベントへの参加やテレビ出演などで多忙なオフを過ごす2人だが、鈴木は数少ない休日で「ディズニーランドとUSJに行って、はしゃぎ過ぎて疲れました」と報告。渋野も「(昨年)12月中にポケモン(のゲーム)を全部クリアできました」とオフの目標を達成したことを明かした。

 今月末からはそれぞれ海外で合宿に入る。例年通り、アリゾナ(米国)を合宿地に選んだ鈴木は「寒暖差が激しくて、乾燥もしているので、毎年のようにかぜをひいてしまう。プロとして体調管理に気をつけたいと思います」。

 一方、タイで合宿を行う渋野は「100ヤード以内のショット、アプローチ、パッティングをレベルアップしていかなければいけないので、ウエッジの練習が多くなると思います」とそれぞれにテーマを掲げた。

 世界5位の畑岡奈紗(21)を当確とすれば、2人が揃って五輪に出場するには世界ランク15位以内(6月末)が条件になる。ともに世界ランクの計算方法は理解しておらず「成績を出せば上位に行く」と考え方はシンプル。開幕に向け、本格的な調整がスタートする。