師匠から見た横綱の姿は――。日本相撲協会の伊勢ヶ浜審判部長(元横綱旭富士)が6日、夏場所(8日初日、東京・両国国技館)の取組編成会議後に電話取材に応じた。
3月の春場所を右ヒザと右かかとの故障で途中休場し、3場所ぶりの優勝を狙う横綱照ノ富士(30=伊勢ヶ浜)は初日に小結大栄翔(28=追手風)、2日目は幕内高安(32=田子ノ浦)と対戦する。伊勢ヶ浜部長は弟子の状態について「取りあえず相撲は取れる状態になっているということ」と説明。続けて「先場所の場所前よりはいいような気がするね。取りあえずケガがあるから、それは自分で調整しながらやっていくしかないので」と話した。
また、照ノ富士が番付発表前の合同稽古に参加したことには「(本人が)行くと言っていた」と明かし、今場所に向けて「気合は入っているんじゃないですか」と感じるものがあったようだ。
優勝争いは「横綱と大関が頑張らないといけない」と伊勢ヶ浜部長。その一方、先場所で初優勝を果たし、大関取りの起点とした関脇若隆景(27=荒汐)には「まずは(今場所も)2桁勝って、足場を固めてという感じじゃないですか」と期待を寄せた。
今場所は観客数の上限が定員の87%にあたる1日9265人に拡大する。伊勢ヶ浜部長は「お客さんが増えると拍手の数も多くなるだろうし、それに乗じて力士たちもいい相撲を見せようと頑張ってくれると思いますよ」と語った。












