女子テニス界の巨人、マルチナ・ナブラチロワさん(65)がウィンブルドン選手権(6月27日開幕、英国)でロシアとベラルーシの出場が禁止されたことに対し、主催者に再考を求める考えを語ったと、ロシアメディア「マッチTV」が伝えた。
元世界ランキング1位で4大大会シングルス通算18勝、ダブルス31勝をマークし、2000年に殿堂入りしたナブラチロワさんは〝締め出し〟について「間違った決定。これは全世界にとって不公平です。非常に多くの悪いことが起こっています。私はこの決定に打ちのめされ、ほとんど泣いています」と語った上で「手遅れとは思いますが、ウィンブルドンの主催者に考えを変えてもらいたい」と訴えた。
さらに元世界女王は「彼ら(ロシアとベラルーシ勢)にとって、今やキャリアを継続する方法は自分の国を去る以外にありません。私自身、1975年に、そのような選択(チェコスロバキアから米国に国籍を変更)に直面しました。チームの禁止は容認できるかもしれないが、個人レベルでは間違っている」と主催者の決断を猛批判した。
すでに男子プロテニス協会(ATP)や女子テニス協会(WTA)も主催者への不満を表明し、損害賠償を求める動きが広がるなど、ロシア勢排除の決定に大きな波紋が広がっている。












