格闘技イベント「RIZIN.35」(17日、武蔵野の森総合スポーツプラザ)でのRIZIN女子スーパーアトム級タイトル戦で、伊澤星花(24)が浜崎朱加(40)に圧巻の強さで判定勝ちし、新王者となった。
伊澤は浜崎と昨年大みそかにノンタイトル戦で激突。〝超新星〟と称される伊澤は、その力をいかんなく発揮して、Rに上三角絞めの体勢からパウンドの連打でTKO勝ちを収めている。今回はベルトをかけてのリマッチだった。
試合は1ラウンド(R)から動きの多い展開に。投げを狙う浜崎に対し、伊澤は飛び付いてギロチンチョークを狙う。その後分かれると、今度は相手の攻撃の打ち終わりを狙ったタックルを決めるなど試合を支配。上を取られて腕十字を狙われるも、体を入れ替えて三角絞めの体勢で捕獲するなど、有利に進めた。
2Rも伊澤がペースをつかむ。開始早々タックルを決めると縦横無尽に攻め続け、マウントやサイドとポジションと変えながら腕や首を狙いつつ打撃を放った。
だが、最終3Rには王者の反撃に苦しめられる。開始早々投げられて上を取られると、腕十字の体勢で捕まる。それでも相手が腕を伸ばしにかかった瞬間にクルリと体勢を入れ替えて巧みに脱出し、最大のピンチを切り抜けると再び攻勢に出た。
結果は判定に委ねられたが、攻め続けた伊澤が3―0で文句なしの勝利だ。マイクを持つと、号泣しながら家族や関係者に感謝を口にして「まだまだ甘い所ばっかりなんですけど、RIZINチャンピオンになって、しっかり胸を張って世界一になる目標に向けて頑張っていきます」と決意表明。
そして榊原信行CEOには「(自分が)RIZINで一番強いのを証明したいので、スーパーアトム級トーナメントを開催してください」と。異次元の強さを見せる新王者を中心に、スーパーアトム級は新たな時代に突入しそうだ。












