国際ミリタリースポーツ評議会(CISM)が、ウクライナ侵攻に対するスポーツ界の制裁を受けているロシア人選手の国際大会への出場を容認する方針を示して大きな波紋を呼んでいる。
CISMは各国軍隊に所属するアスリートによる大会を管轄する機関で、世界140か国が加盟。その規模は国際オリンピック委員会(IOC)に次ぐとされており、五輪と同じように国際大会も開催している。
そうした中、ロシアメディア「Fontanka」は「CISMが、ロシアに対する制裁を支持することを拒否した。会長を務めるエルベ・ピッチリージョ将軍(フランス)が表明した」と報道した。
ピッチリージョ将軍は「すべてのCISM加盟国は、ロシアから自由に軍の代表団を受け入れ、私たちの国で開催されるイベントに参加することができる」と語り、ロシア勢の出場を許可する方針を示した。
さらに今年の8月に、CISMによる大規模な国際大会をサンクトペテルブルクで開催することも認めた。
ウクライナ侵攻後にスポーツ界で制裁が広がる中、国際的なスポーツ団体がロシア勢の出場と国際大会の開催を認めるのは極めて異例。今後物議を醸しそうだ。












