【山口敏太郎オカルト評論家のUMA図鑑460】みなさんは不気味なUMA「モントーク・モンスター」をご存じだろうか。

 2008年7月12日、米国のニューヨーク州ロングアイランドに存在するモントーク・ビーチに奇妙な生物の死骸が漂着した。全身は灰褐色で毛は生えておらず、でっぷりとした体にかぎ爪のある短い手足と細いしっぽが生えていた。腐敗が進行していて頭部は骨が露出していたが、口元がクチバシのようになっているという特徴があった。大きさはせいぜい数十センチ程度だったという。

 あまりに奇妙な姿だったため、この怪生物の死体は発見された場所からモントーク・モンスターと呼ばれるようになった。

 そんなモントーク・モンスターの死体がオーストラリアの浜辺で再び発見されたという報告が寄せられた。

 その生物を捉えた動画には、たるんだ体にネズミのような長い尾と爪を持ち、全身に毛がないというモントーク・モンスターにそっくりな特徴が捉えられている。頭部は大部分が白骨化しており、爬虫類を思わせる頭蓋骨が露出していた。

 発見されたのはオーストラリアのクイーンズランド州サンシャイン・コーストにあるビーチで、発見者の男性はこの生物の姿を捉えた短い動画をインスタグラムに公開し、「毛の抜けたオポッサムみたいだけど、今まで見たどんな生物とも違う」「まるで地球外生命体にしか思えない」と語っている。

 果たして、この生物の正体は何なのか。UMA説も流れたようだが、動画を見た人たちからは死んで水に流されたカンガルーかワラビーではないかという推測が出てきている。長期間、海水に漬かっていた陸生動物の遺体は、生前とは似ても似つかない見た目になることが多い。前述のモントーク・モンスターの正体についても「腐敗したアライグマの死体」説が濃厚となっている。

 今回の生物の正体についてはまだ専門家の見解が出ていないためはっきりしたことは言えないが、同じように既知の生物の死体だったという結果になる可能性が高いかもしれない。