ロシアの有名スポーツジャーナリストのエレナ・バイチェホフスカヤ氏が、ウクライナ侵攻に対して広がるスポーツ界の制裁に猛反発した。

 ロシアは多くの競技で国際大会から締め出されているが、現在の状況についてバイチェホフスカヤ氏が自身のSNS「テレグラム」で見解を示した。

「〝ロシア〟という名のついた特定の国にとどまることではなく、失うものが多いように思える。それは、世界のスポーツシーンから〝主役〟が強制的に排除されたことだ」と憤慨。フィギュアスケートやアイスホッケー、格闘技などロシア勢に有力選手が多い種目では特に影響が大きく、競技としての魅力が失われていると指摘した。

 そして「バッハ会長は(特に自分の立場や世界のスポーツ全般に関して)、ロシアに関する勧告を発信することで、自らの名前を正当化することに成功していることがはっきりしたのだ」と持論を展開した。

 スポーツ界の制裁は国際オリンピック委員会(IOC)による勧告が流れをつくり、そのトップであるバッハ会長もロシアを糾弾する声明を発表している。そうした一連の行動は、ロシアを利用してスポーツ界における自分たちの地位を向上させる思惑があると勘ぐっているのだ。

 ロシアのスポーツ界では制裁に対する不満が高まるばかりだ。