ゲンのいい地で大暴れだ。大相撲春場所(13日初日、大阪府立体育館)を翌日に控えた12日、小結隆の勝(常盤山)が決意を口にした。

 先月に新型コロナウイルスに感染。10日以上稽古ができなくなるなど本場所へ調整面が懸念されるが、この日に報道陣の電話取材に応じた隆の勝は「いい感じに仕上がっている。体を戻すのに時間がかかったけど、焦ることもなく自分だけに集中して稽古できた。これまで積み上げてきたものが自信になっている」と不安を一掃した。

 大阪での本場所は2年ぶり。その2年前は12勝(3敗)と大活躍した。「あそこで初めて敢闘賞をいただいた。そこから相撲内容、地力もついてきたし、気持ちの面でも変わった」と転機になったことを明かした。

 そのうえで2年前からの進化を「上位を経験できている自信は2年前とは全然違う」ときっぱり。大阪では2019年も十両で11勝(4敗)と好成績を残しているだけに「自分の持ち味を生かして前に出る一気の相撲を見せられれば。大阪はゲンのいい場所なので(数字は)2ケタ」と目標を力強く口にした。