北京五輪のスキージャンプ混合団体で高梨沙羅(25=クラレ)がスーツの規定違反で失格となったことを受けて、日本選手団の伊東秀仁団長(60)は、国際スキー連盟(FIS)に対し「我々が抗議するということではない」との見解を示した。

 13日の会見に出席した伊東団長は「現時点ではすべての選手やスタッフのケアを最優先として今大会に注力することが必要だという認識」と、11日に声明を発表した全日本スキー連盟と同様に対応することを強調。その上で「これはスキー連盟と一致している。スキー連盟関係者とともに協議を行いながら選手、スタッフに必要な支援があれば検討したいと思っている」と語った。

 さらに伊東団長は「今すぐこのルールに対して我々が抗議するということではない。今後この規定に関してはスキー連盟を通していろいろ話し合いながら、抗議ではなく改善を求めていく可能性はある」と述べた。

 同種目では高梨を含めて5人の違反が判明。その一方、選手側からはスーツの測定に関して従来とは異なる方法だったという意見が出るなど波紋を広げている。