堂々の〝デビュー〟だ。大相撲初場所初日(9日、東京・両国国技館)、「昭和の大横綱」大鵬の孫で新入幕の王鵬(21=大嶽)が幕内魁聖(35=鞆綱)を押し出して幕内初勝利を挙げた。
立ち合いから当たって左でおっつけ、まわしを取られないように徹底して攻め込んだ。すると、相手が横を向いたところで土俵外に退けた。
会心の内容だったが、取組後は「めちゃくちゃ緊張していた。幕内土俵入りで観客の数が(十両までと)全然違った」と率直な感想を口にした。ただ、土俵入りから取組まで間隔が短かったこともあり「落ち着くヒマがなかったので逆によかったのかな」と振り返った。
入門から4年。昨年1月の初場所では新十両に昇進するも5勝10敗と成績を残せず、1場所で幕下に転落した。それでも地力をつけて、先場所は東十両7枚目で11勝4敗。幕内昇進につなげた。
「もっと上を目指したい」と王鵬。どこまで星を伸ばせるか注目だ。












