大みそかの格闘技イベント「RIZIN.33」(さいたまスーパーアリーナ)でのバンタム級トーナメント決勝で、扇久保博正(34)が朝倉海を(28)を下して歓喜の優勝を果たした。
準決勝で優勝最有力候補の井上直樹を下し、決勝に進出した扇久保。朝倉海には20年8月に打撃で圧倒され1R4分31秒でTKO負けを喫しており、勝てば優勝と共にリベンジにもなる扇久保は1Rでペースをつかむ。打撃をかいくぐって片足にタックルを決めると、腰の重い朝倉海を倒しテークダウン。ハーフガードからマウントに移行しパウンドでダメージを与えると、立ち上がろうとする朝倉海を抱え上げえて、頭からマットに叩きつけた。
2Rも扇久保が完全にコントロール。スタンドでも一歩も引かず強烈なパンチをヒットさせ、タックルも放つ。終盤には防戦一方の朝倉海をテークダウンして昨年くらったサッカーボールキックをお返しとばかりに頭部に叩き込んだ。
3Rも扇久保が完封だ。右のジャブをヒットさせながら、片足タックルを仕掛けて相手に何もさせず。朝倉が得意とする離れ際まで扇久保がパンチをヒットさせるなど、判定3―0で完勝した。
代名詞の?〝塩漬け〟どころか朝倉海を完ぺきにコントロールして圧勝した扇久保は「応援ありがとうございました。何回も何回も格闘技やめようって、くじけた時もあったんですけど、続けてやってきて良かったです。本当にありがとうございました」とコメント。
さらに観客席で応援している恋人の京香さんに「本当に支えてくれてありがとう! もしよかったら、僕と結婚してください!」と公開プロポーズ。号泣の恋人が両手を高く挙げて親指を立てると、扇久保は「必ず幸せにします!」とリングの中央で愛を叫んだ。












