大みそかの格闘技イベント「RIZIN.33」(さいたまスーパーアリーナ)でのバンタム級トーナメント準決勝で朝倉海(28)が瀧澤謙太(27)に勝ってメインの決勝戦に駒を進めた。

 1ラウンド(R)は回りながら距離を取る瀧澤に対し、朝倉海はフックやボディーストレートで間を打ちつつ前に出る。両者カーフキックを打ちながらけん制する中、瀧澤のバックブローやバックスピンキックといった回転系の技にも冷静に対応した。

 2Rは序盤、朝倉海がパンチ、瀧澤が蹴りの強打を狙いながらけん制し合う展開。終盤になると距離が近くなり、両者のパンチが交錯したが決定打は生まれなかった。

 最終3Rは共に決着を狙い激しい打ち合いとなる。そんな中、中盤に朝倉が飛び込みながらの左フックをアゴにヒットさせてグラつかせることに成功。その後顔面を血で染めながら逆転を狙い腕を振り回してくる瀧澤の強打をかわしながら的確なパンチを当て続け、判定3―0で勝利した。

 また、もう1つの準決勝は扇久保博正が井上直樹に判定勝利。リザーブ戦は元谷友貴が金太郎に勝利した。