テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」のコメンテーターで同局社員の玉川徹氏が17日、同番組に出演し、北京五輪への参加について岸田文雄首相が前日「参加は予定していない」と明言した件について言及した。
岸田首相は16日、参院予算委員会で「北京五輪に行きたいか、行きたくないか、今のところ、私自身は参加することは予定はしておりません」とした。北京五輪をめぐる〝外交的ボイコット問題〟については米国、英国、オーストラリアが不参加を表明しているが、岸田首相は「我が国としては適切な時期に諸般の事情を勘案し、国益の立場から自ら判断するということが重要」とした。
これを受けて中国政府は「スポーツを政治問題化するあらゆるたくらみも五輪憲章の精神に違反する」と反発した。
玉川氏は「岸田首相も聞かれたからああいう風に答えざるを得なかったところがあるんだと思うんですけど、あんまり大事にしたくないんでしょうね。この問題は。中国の方も記者から聞かれたからああいう風に言わざるを得ない。無駄に五輪をめぐって対立するような状況を作るのは少なくとも日本にとっては得策ではないなという気はする」と見解を示した。
そのうえで「むしろ、五輪が本当に政治からフリーなものを目指しているんだったら、IOCがどの国のトップも呼ばないようにすればいいんじゃないですかね。自分たちが『政治とは関わらない。そこからは遠い存在なんだ』と言ってるのに、五輪で政治家の外交が行われる場を作っているんですから。IOCにも問題の一端はあるんじゃないですかね。選手にとってはどこの元首が来ようが関係ないんですから」とIOC側の対応を求めた。
外交的ボイコットという言葉は使用していないものの、実質的に日本のトップも不参加を表明した形となった。












