日本サッカー協会(JFA)が16日、2024年パリ五輪代表監督として、J1鹿島で監督を務めた大岩剛氏(49)の就任を発表した。

 大岩氏は引退後に鹿島でコーチを務め、17年6月に監督に就任。常勝軍団で常に優勝争いを演じ、18年にはACL制覇を果たした。

 理事会後に反町康治技術委員長が会見し、大岩監督の選考について説明。「この世代はJリーグで出ている選手も多く、J1での実績が監督として重要になる。彼は鹿島で2017年に2位、18年は3位、19年は3位とアジアチャンピオンズリーグ(ACL)圏内に行ける成績を残している。ACLではイランのベルセポリスを破って優勝もしている。アジア予選も戦うことになるが、アジアの戦い方を熟知しているのもひとつの判断の要素になっている」とアジア制覇などの輝かしい実績を高く評価した。

「JFAの指導者養成にも携わっているし、彼の人となりも分かっている。意思の強さも感じる部分がある。本当に監督だなと感じる。U―18代表での指導の評価が高いというのもあり、ぜひとも日本の今後を考えたうえで適任だと思った」とその手腕に大きな期待を寄せた。

 そして「次のパリ五輪ではメダルに届くようにしてほしい。メダルを目指せる力は日本にはあるので、それを具現化できるようにやっていただきたい」と4位だった東京五輪であと一歩届かなかったメダル獲得を厳命。MF久保建英(20=マジョルカ)やMF中井卓大(18=レアル・マドリードU―19)など史上最強の呼び声高い世代をどう指揮するのか。大岩ジャパンに注目が集まる。