期待の大器が関取デビューを心待ちにしている。大相撲の新十両北の若(21=八角)が15日、初場所(1月9日初日、東京・両国国技館)へ向けて稽古を行った。幕下以下の力士と9番相撲を取ったほか、幕内北勝富士(29)に胸を借りてぶつかり稽古などで汗を流した。
名門・埼玉栄高で高校横綱にも輝いたエリート。身長189センチの恵まれた体格に加え、端正な顔立ちで次世代のスター候補として期待がかかる。
1日の新十両昇進決定後は、あいさつ回りなどで多忙な日々を過ごしてきた。近日中には故郷の山県・酒田市に凱旋して市役所への表敬訪問などが予定されている。さらに地元では、今回の十両昇進を機に後援会が発足。化粧まわしが贈呈されることになっている。
幕下時代からは周囲の状況が一変する中、本人は「(出世は)早くはないと思いますし、もっとやっていればそれだけの結果ついていったと思いますし。それを糧に、次からは悔いがないようにやりたいと思ってます」と慢心はない。
関取デビューとなる初場所へ向けて「自分でも未知なんで、期待というかワクワクはしてますね。楽しみのほうが大きい。何もかも初めてなんで。身の回りのことから、私生活から変わりますし。そういうところもやっぱり注意して、思い切って相撲が取れれば」と気持ちを引き締めた。












