3月に開催されるWBCで米国代表を率いるマーク・デローサ監督(50)が29日(日本時間30日)、米スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」の電話インタビューで〝ドリームチーム〟誕生秘話を明かした。

 前回大会の決勝戦で日本に惜敗した米国代表は雪辱を期し、主将のアーロン・ジャッジ外野手(33=ヤンキース)を筆頭に野手ではカル・ローリー捕手(29=マリナーズ)、カイル・シュワバー外野手(32=フィリーズ)、ボビー・ウィット内野手(25=ロイヤルズ)ら昨季のタイトルホルダーが顔をそろえた。

 投手も昨季サイ・ヤング賞に輝いたタリク・スクバル投手(29=タイガース)とポール・スキーンズ投手(23=パイレーツ)の二大看板を擁し、野球大国の本気度がうかがえる超豪華ラインアップとなった。

 スター軍団を統率するデローサ監督は「我々が築き上げてきたチームは選手たちがチームを率いる意欲の証しです」と語り「野手としてアーロン・ジャッジ、投手としてポール・スキーンズがいたことで、チームを支える2本の柱がしっかりと整いました」と投打の柱にジャッジとスキーンズを指名した。

 さらに「これはおそらく去年のスプリングトレーニングの頃に始まりました。アーロン(ジャッジ)は(代表投手コーチの)アンディ・ペティットに『この仕事に興味がある』と伝えていました。私はすぐに飛びつき、アーロンに電話しました。彼は『100パーセント賛成だ』と言ってくれました。もちろん、シーズンを通して健康を維持し、すべてが計画通りに進むことを祈るしかありません。しかし、最大の転機はシーズン序盤に訪れました。アーロンがチームに加わり、チームを率いてキャプテンになりたいと申し出てくれたのです。そして、史上最高の電話の一つがポール・スキーンズでした」とジャッジへの電話1本が〝ドリームチーム〟の誕生につながったことを明かした。

 また、指揮官はスキーンズの起用法について「先発で起用するつもりです。4月に話した時、彼が言っていたのは、自分も学べる仲間に囲まれていたいということです。彼はそれを強く主張していました。自分の成長を助けてくれる仲間に囲まれていたいと考えていました」とも語った。