ドジャースの大谷翔平投手(31)の緊急登板も報われず、5日(日本時間6日)の敵地オリオールズ戦に1―2でサヨナラ負け。痛恨の4連敗を喫した後のド軍ロッカーの重苦しい雰囲気を地元紙が詳細に報じた。

 先発予定だったグラスノーが背中の張りを訴え登板を回避。ドタバタ劇の末、大谷が緊急登板し4回途中無失点に抑えた。だが同点の9回、守護神スコットが被弾。パイレーツ戦でのスイープから4連敗となった。

 地元「LAタイムズ」紙のジャック・ハリス記者は試合後のド軍ロッカーの様子を詳報。「部屋の片隅で、タナー・スコットはぼんやりとロッカーを見つめ、またしても逃してしまった試合を受け止めようとしていた。彼の向かい側では、試合中の負傷で足を引きずりながら、脇の下に松葉づえを挟んで姿を消したダルトン・ラッシングがいた。反対側の壁では、フレディ・フリーマンが自分のブースで着替えながら、ビジタークラブハウスの陰鬱(いんうつ)な光景を眺め、チームの不安で混乱した苦痛に満ちた現在のプレーについて正確に何を言うべきか考えようとしていた」とつづった。

 同記事はさらにグラスノーの登板回避によるドタバタ劇に触れ、大谷の「僕たちは個々に、今よりいい打撃をするために方法を模索している。でも、その副作用として、少し焦りすぎて、自分自身にプレッシャーをかけすぎていると思う。それが、僕たちにとってプラスになるどころか、マイナスになっている」とのコメントを伝えた。

 同記者は「試合後のクラブハウスの暗い空気が、チームの苦悩を映し出していた」と王者の現状を報じた。